
ブレーカーから「ジー」「ブーン」といった異音が聞こえてきて、不安に感じていませんか?
「故障かな?」「火事にならないかな…」と心配になりますよね。
結論からお伝えすると、ブレーカーの異音は故障ではなく、電気の使いすぎが原因であるケースがほとんどです。
この記事では、ブレーカーから異音がする原因と対処法について、分かりやすく解説していきます。
ブレーカーから異音がする原因とは?

ブレーカーから「ジジジ」「ジー」といった音がする原因は、電気の使用量が契約アンペア数の上限に近づいているためです。
ブレーカーの内部には「バイメタル」という部品が組み込まれています。この部品は、電気を使いすぎると熱で変形する性質があり、その際に異音を発生させます。
つまり、ブレーカーの異音は「電気を使いすぎていますよ」というサインであり、ブレーカーが落ちる一歩手前の状態を示しています。
異音がしていても、すぐに火事になる心配はありませんので、まずはご安心ください。
ブレーカーの異音を止める方法

ブレーカーからの異音を止めるには、以下の方法が有効です。
①使用中の家電を確認する
異音が聞こえたら、どの家電を使っているか確認してみましょう。
エアコン、電子レンジ、ドライヤー、乾燥機などは消費電力が大きいため、同時に使用するとブレーカーに負担がかかります。
エアコンを使っているときにドライヤーを使いたい場合は、一度エアコンを切ってから使うなど、同時使用を避ける工夫をしてみてください。
②契約アンペア数を上げる
家電の使い方を工夫しても異音が頻繁に起こる場合は、契約アンペア数が不足している可能性があります。
契約している電力会社に連絡すれば、アンペア数を変更することができます。40Aから50A、50Aから60Aなど、ご家庭の使用状況に合わせて変更を検討してみてください。
アンペア数の変更は工事不要で対応できるケースも多いです。ただし、アンペア数を上げると毎月の基本料金も上がる点にはご注意ください。
③古い家電を買い替える
冷蔵庫やエアコンなど、長年使っている家電はありませんか?
古い家電は消費電力が大きい傾向があります。最近の家電は省エネ性能が向上しているため、買い替えることで電気使用量を抑えられる場合があります。
ブレーカーの寿命にも注意

ブレーカーの寿命は約10年と言われています。
寿命が近づいたブレーカーは、頻繁に落ちるようになったり、漏電ブレーカーが正常に作動しなくなることがあります。
古いブレーカーをそのまま使い続けると、感電や火災のリスクにつながる可能性もあるため、10年以上使用している場合は点検や交換を検討しましょう。
まとめ
ブレーカーから「ジー」「ジジジ」といった異音がする場合、電気の使いすぎが原因であるケースがほとんどです。
まずは使用中の家電を確認し、同時使用を控えるなどの工夫をしてみてください。それでも改善しない場合は、契約アンペア数の変更を検討するのがおすすめです。
また、ブレーカーの寿命は約10年です。長期間使用している場合は、点検や交換も視野に入れておくと安心です。
異音が続いて不安な場合は、お近くの電気工事店に相談してみてくださいね。